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スタルワート級軽フリゲートはUNSC海軍 フリゲート艦の1種。惑星防衛や艦隊護衛、部隊展開に最適なフリゲートであった。
背景[]
スタルワート級はホームフリートに配備されていたフリゲートで、惑星防衛・艦隊護衛を主目的としている。コヴナント艦に比べると圧倒的に劣勢とされており、数で勝負しなければならなかった。数を投入してやっと優勢となるが、その中のUNSC イン アンバー クラッドはコヴナント戦争を終結に導く重要な戦いに参加した。部隊輸送・展開、艦隊護衛に適した素晴らしくバランスの良い艦であったが数多くの艦艇を運用しなければ非力であるという点では余り役に立たなかったであろう。
作戦上の歴史[]
2552年8月のリーチ攻防戦に1隻の同級フリゲートUNSC スタルワートドーンが投入され、ニューアレクサンドリア上空の支援を要請されていた。[3]
2552年10月の地球攻防戦においては少なくとも67隻以上のスタルワート級フリゲートがホームフリートに配属され、コヴナント侵略艦隊を迎撃した。UNSC イン アンバー クラッドもこの戦闘に参加した。
アンバークラッドは後にデルタヘイロー事件、ハイチャリティ内乱等コヴナント戦争終結に繋がる重要な戦いに参加している。
艦のレイアウト[]
艦橋はMACシャフトの背面付近に位置する。艦橋内部には二つのコンソールとその背後には艦長用の席があり、周囲にはさらに複数のコンソールで構成されていた。ブリッジには30名の要員が必要とされた。艦橋には4つの部門が存在した。ナビゲーション、オペレーション、武器管制、通信である。
スタルワート級フリゲートにはそれを使用するODSTが使用する12基のSOEIVが配備されていた。この装備はSOEIVは艦底部のベイにあった。この他、底がセイバー級戦闘機並みの大きさがある貨物室があり、多くの地上戦装備(ワートホグなど)を格納する為の部屋が幾つもあった。
仕様[]
大きさ[]
スタルワート-級フリゲートは長さが478m(1,570ft)であるが、比較的小型であった。高さはパリ級重フリゲート同様112.3m(368ft)であった。
推力[]
スタルワート級フリゲートは、重水素を燃料としている重水素核融合炉を搭載している。エンジンは核融合炉から得られるエネルギーを使用する。大小2つの排気システムを有しており、これによって大気圏内、宇宙空間等で高機動性を確保していると推定される。又、艦は空中で停止してそのままホバリングし続ける事も可能であったようだ。これはデルタヘイローで見ることが出来た。どうやらUNSCはコヴナント戦争中に得られたのであろう、コヴナントが使用する反重力メカニズムを捕獲し応用しているようだ。
武装[]
スタルワート級フリゲートには以下のような戦闘装備が搭載されていた;
- 1基 MACガン チャージの上で発射される。これらの動作は1次元又は船体の長さの3分の2の間で実行される。
- 40基 アーチャーミサイルポッド. 各ポッドには30発ずつ搭載されており、合計1,200発を搭載している。
- 12基 50mm M910ポイントデフェンスガン近接防護火器。ミサイル攻撃や敵の艦艇に対する最終防衛ラインとなる。
乗員[]
フリゲートの乗員数はあまり多くないが、標準的な人数を搭載する。艦橋は最低30名の人員を必要としていたし、その他デッキにおいても技術要員などが必要であったであろう。又これら乗員の他、海兵隊やペリカン降下艇のパイロット、ODSTも輸送する事から最低でも1,000人は超える可能性がある。フリゲートには3人乗りのエスケープポッドが80基あった。合計240名の兵員が一度に脱出可能であるという事になる。
上部構造[]
スタルワート級の装甲は駆逐艦と比べてもかなり劣っている。僅か60cm(24インチ)のチタニウムA戦闘用装甲を防御用に装備しているに過ぎない。これではコヴナント艦の攻撃をとてもではないが耐えられるはずが無かった。これをフリゲートの数的優勢や速度といった利点で補う事でどうにかできるとされた。フリゲートの強みは、その快速と機動性にあった。全体の構造は、安全なままで航行する事が可能であった。別の艦がドックや軌道防衛ステーション、航行不能な船とドッキングする為に艦橋に接続ポイントが設置されていた。
知られている同級の艦艇[]
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情報源[]
- ↑ Halo: The Fall of Reach, page 111
- ↑ Halo: The Fall of Reach, page 111
- ↑ Halo:Reach エクソダス
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